小さな看板しかない。宣伝広告もだしていない。
それでも少しずつ、サロンのお客様が大切なご家族やお友達を誘ってくださり、
気付けば、たくさんのお客様が足を運んでくださるようになりました。
だからこそ、もっと素晴らしい療法はないかと世界中を歩いた時代もあったのです。

内臓の調子がすぐれないといわれては独自の「反射療法」を研究し。
むくみがつらいという方には「リンパマッサージ」を東洋人向けにアレンジし。
自律神経のバランスをくずして、心が不安定という方には「経絡マッサージ」を考え。
歩くのに関節が痛いとい方のためには「骨格バランス療法」をつくり。
どうしても痩せないという方には独特な「セルライトケア」を施し。
どんなにマッサージをしても肩こりがとれないという方には「筋膜メソッド」をつくり。

今日出会う一人のお客様のためにセラピーをつくっていたら、
いつの日か6つのセラピーが融合された「クリニカルゾーンセラピー」が私の手の中で完成したのです。

私にとって、30年間の最大の「師」はお客様でしかなかった。
振り返ると施術室が、私の研究室だったのです。

私の学び舎はこのサロン。一生涯、サロンの臨床で温かな手を磨いていきたいと思います。