人は、温かな手が体に触れるとき、温かな心を感じます。
わたしが、温かな手を人の体に当てたとき、わたしの心も温かな心に生まれかわります。
皆さんの温かな手が多くの人々の最大の癒しとなりますように。
これは、セラピスト養成スクール「癒しと温かな手の学校」創立の日、皆さんにむけたメッセージの一説です。セラピストの育成を始めて22年、変わらぬ思いで時を刻んでまいりました。
これまで、ちいさな子供から大人まで、多くの人々がこの学び舎に足をはこんでくれました。性別、年代、職業などをこえて、真の癒しとは何であるかを学ぶために。混沌とした時代だからこそ、ひとりでも多くのセラピストがこの学び舎から巣立ち、わたしの手が届かない誰かを癒してほしいのです。
そして、いつの日か、子どもたちに
「大きくなったら、何になりたい?」と聞いた時、
「セラピストになりたい」と答えてくれる。
そんな憧れの職業にしていきたい、そう思い続けて今日も教壇に立ち続けています。